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Twitter Blue を試してみたレポート( 2023年4月 版 )
Twitter Blue は、Twitterの拡張機能です。
1ヶ月980円、あるいは1年で10,280円を支払うことで追加機能を使用することが出来ます。


色々な機能がありますが完全な上位互換アカウントになるというわけではなくデメリットもあります(後述)
個人的には1ヶ月使った後、本当に自身に必要な機能があるかを見極めて有益だと思えば1年購入することをオススメします。


認証マーク(青いチェックマーク)について



マークが欲しい場合、前提として電話番号が認証済みである必要があります。
また、お金を払ってもすぐに認証マークがつくわけではありませんし、審査があるので必ずしも認証マークが付くとも限りません。
私の場合、自前で描いたオリジナルキャラのイラストアイコンにしていても問題ないようで認証マークは入金後3日でつきました
また、再審査で「りょうご_名前を変えると青マークが消えるときいたのでテスト」という奇っ怪な名前にした場合は、審査完了まで7日かかりました。

なお、認証マークがついていなくてもサブスクリプションの有効期間内であれば殆どの拡張機能は問題なく使用可能です。


文字の加工機能について


テキストを太字や斜体にできる機能。リプライでも使用することができます。


ただ、閲覧者側のブラウザやログイン情報によって表示は安定しません。
例えば、日本語のみ斜体が見えないブラウサがあったりしもします。
フォロワーさんからの調査支援もあり、FirefoxやAndroidなどでは両者正常に機能することを確認。
おそらくフォント等の都合だと思われます。

また、ログインしていないゲストユーザが閲覧した場合は、太字・斜体などすべてのマークアップ情報が機能しません。
こちらはスタイルシートやクラスのパラメータも調査したので2023年04月の段階では確定の挙動です。


編集機能について


個人的に最も有益な機能。投稿したテキストはもちろん、画像の差し替えも可能なことを確認。
昔は投稿後5分までの制限でしたが、30分まで拡張されました。
1ツイートにつき編集上限は5回まで。
絵を上げた後に「沢山RTやいいねしてくれてるのに、塗り忘れがあって上げ直したい…」などの経験がある絵描きなどには嬉しい機能。

なお、編集した際は編集マークが付き、投稿日時は編集時間で上書きされます。
また、編集したバージョン履歴は他者でも閲覧可能なので、明らかに間違ったテキストや画像を上げてしまった場合などは削除を推奨。


ちなみに、編集すると「いいね」等の合計数自体は維持されますが、編集前にいいねした人は一覧に表示されません。
(バージョン履歴で閲覧可能)


不便な点としてリプライに対して編集機能は使用できませんでした。(自身のツイートに対してのリプライでも)
したがって、漫画やシリーズモノなどをスレッド管理で投稿したりする場合には編集が効かないので注意が必要です。

他に注意したい点としては、編集時に太字などの装飾情報は一旦リセットされるようなので、上げ直しの際は再度太字などを設定し直す必要があります。


ツイート時の取り消し機能について


ツイートしても直ぐに投稿されず見直し時間が発生すると言う機能。デフォルト設定では30秒。


「今すぐ送信」ボタンを押せば待たずにすぐにツイートも可能です。
見直しする機会が生まれるので、誤字のチェックや「このツイートを本当にしても良いのか?」という考える時間が生まれます。

なお、「取り消す」ボタンを押した場合、テキストエリアに文字情報は残っているので一からテキストを打ち直す必要はありません。


プロフィールの編集制限について(通常アカウントより制限される点)


認証マークの審査が始まってしまうと、審査が終わるまで名前とアイコンの編集が一切受け付けなくなります。
したがって、「ハンドルネーム|〇〇発売」など、名前欄で宣伝をする方式を多用する人にはあまり向きません。

審査が終われば変更可能ですが、変更したら認証青アイコンは消滅し再度審査が終わるまで名前とアイコンの編集はできなくなります。
そのため、エイプリルフールなどで1日だけ名前やアイコンを変えたいなどのお遊びもできません。

なお、自己紹介・ウェブサイトのURL・Proプロフィールを変更などでは再審査は行われず、仮に審査中であっても編集可能です。



文字数上限10000文字について


文字数が多い場合タイムライン上では「... さらに表示」のように省略して表示されます。

単純に大量の文字を投稿できるようになる機能なので、普段から「→つづく」「(1/4)」などで長文を投稿している人には嬉しいかもしれません。


ツイート優先度の向上


実感はできませんでしたが、リプライおよび検索時の表示の優先度が僅かに上がったりするそうです。
また、認証済みであれば通知画面で「認証済み」という専用の枠に列挙されたりもします。
単純にフォロワーや閲覧数を増やしたい、リプライに気づいてほしい・目立たせたいなどの人はよいかもしれません。


途中でサブスクリプションをキャンセルするとどうなる?


次の自動入金が停止するだけで、プラン終了まではすべての機能が使用可能です。
そのため、期限切れギリギリにキャンセルする必要はなく必要がなくなったら余裕を持ってキャンセルするほうが良いかと思います。



サブスクリプションが切れた後の挙動について


太字・斜体などのツイートは期限が切れてもそのまま表示されます。
なお、プロフィールの審査をしている状態で期限が切れても審査はキャンセルされません。
例えば、サブスクリプションが切れる1日前に名前を変更すると、Twitter Blue アカウントでなくなった後も3~7日ほどプロフィールは固定されたままになります。



編集機能だけ使いたい人


Twitter Blueのサブスクリプションが有効でない場合でもTwitter Blueの登録条件を満たしているアカウントなら「Twitter Blueで編集」という項目が表示されるようになります。

したがって、登録条件だけ予め満たしておき「どうしても差し替えたい状況に迫られた時に1ヶ月だけ」と言う使い方もありなのかもしれません。
ただし、先述の通り編集機能はツイート後30分制限があるので、ギリギリで作業を始めると間に合わない可能性もあるので注意が必要です。



おまけ:Proプロフィールの調査について


TwitterにはProプロフィールというのがあります。
Twitter Blueとは関係ないですが、こちらも試してみたので軽く載せておきたいと思います。

Proプロフィールは、プロフィールの編集画面から変更可能でアカウントのカテゴリーを設定したりすることができます。
Twitterをビジネスとして使う人はチェックしてみるといいかもしれません。
カテゴリーの種類は多種多様ですが、「プログラマ」や「エンジニア」「Webデベロッパ」などは存在しませんので、人によっては困ることもあるかもしれません。
「ゲーム開発者」「イラストレーター」「ゲーマー」「ソーシャルメディアインフルエンサー」などは存在しますので色々と検索欄に入れてみると良いと思います。
また、設定したカテゴリーを非表示にすることも可能です。

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