CentOS 7 に 拡張ドライブをマウントし共有してみた覚書
若いころ、VirtualBox + VineLinux4.2 でHDDを増設ということをやったことがあったけれど、今回は、Linuxを2台用意して一方に拡張ドライブを接続、
そして、その両方から拡張ドライブをマウントするということをやってみたかったのでやってみることに。
バージョンはこんな感じ。
# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.2.1511 (Core)
■デバイス名を確認
# fdisk -l
これで該当のデバイス名を調べる。
■パーティションを作る
# fdisk /dev/vdb
fdiskに調べたデバイス名を入れてコマンドを打っていく。
Command: n ←パーティションを作成コマンド
Select (default p): p
Partition number (1-4, default 1): 1
この後、セクターの量を指定。
Command: w ←今回の情報を書き込んで終了するコマンド
※ファイルフォーマットによっては領域のシステムIDの変更とかも必要。
■ファイルシステムを作る
# fdisk -l
該当のパーティションを調べる。
# mkfs -t ext4 /dev/vdb1
ファイルシステムを作る。
■メインサーバのマウント
# mkdir /mnt/cd1/
ディレクトリを作る。
# mount -t ext4 -o defaults /dev/vdb1 /mnt/cd1/
マウントする。
■メインサーバ起動時に自動マウントさせる
/etc/fstab を開く。
/dev/vdb1 /mnt/cd1/ ext4 defaults 1 2
こんな感じの行を追加する。
■メインサーバのNFS設定
# yum -y install nfs-utils
NFS関連のインストール。
/etc/exports
上記ファイルを開き共有したいディレクトリとIPを指定
/mnt/cd1/ xxx.xxx.x.x(ro)
# systemctl start rpcbind nfs-server
# systemctl enable rpcbind nfs-server
いつもの起動と自動起動。
# firewall-cmd --add-service=nfs
# firewall-cmd --add-service=nfs --permanent
ファイアウォールの編集。
■サブサーバのNFSインストール
# yum -y install nfs-utils
NFS関連のインストール。
# systemctl start rpcbind
# systemctl enable rpcbind
いつもの起動と自動起動。
■サブサーバのマウント
# mkdir /mnt/cd1/
ディレクトリを作る。
# mount -t nfs -o soft (サーバIP):/mnt/cd1 /mnt/cd1
マウントする。
/etc/fstab を開く。
# (サーバIP):/mnt/cd1 /mnt/cd1 nfs ro,soft 0 0
こんな感じの行を追加する。
以上で/mnt/cd1を共有できた。
なお、NFSクライアントからも書き込み可能にしたい場合はroをrwにすればOK。