Access: 1948187
p-lux.net Ver.10.00 by Ryogo
リクエストけもみみモノ
原点回帰②
あまり手に入らない肉の覚書
国産牛ウルテ 【喉軟骨】 約1Kg  (約2本)

下茹でして焼いた程度では軟骨部分がベラボウに固い。
そもそも、焼肉屋などで提供されるウルテは、
特殊な機械で大量に軟骨に切り込みを入れているらしく。
一般家庭でそれの再現は難しい。
試しに6時間ほど煮込んでみたが、
まだかなり固く頑張って軟骨部分を噛み砕いてもボロボロ・ボソボソとした感じになり、
ヤゲン軟骨などとも違っていかにも「骨」という感じが強く、
残念ながら骨の部分は美味しいと思えなかった。
料理器具が充実していない家庭なら諦めて、ある程度煮込んだら
膜部分だけ採取するのも良いのかもしれない。


うさぎ肉骨付きモモ【兎肉】2本入(320-500g)〔スペイン産〕冷凍パック


塩コショウで弱火でじっくり焼いてみた。
味・匂いについては、例えるのが難しいが美味しい部類だとは思う。
繊維や食感で言えば、牛豚のような大型の動物より鶏のむね肉にちかい。
現代の日本人でも問題なく食せる味と見た目なのが有り難い。
ただ、かなり脂が少ないためジューシーという感じはなく、
鶏好きなんかでも、もも肉より胸肉を好む人には嬉しいかもしれない。
若干の独特の臭みがあるが、マトンなんかを食べられる人なら大丈夫だと思われる。
また、今回のもも肉の場合に限るが、
鳥の骨付きモモ肉のつもりで食べると構造が違うので
不慣れだと違和感があって若干食べづらい。


食用かえる〔台湾産〕Lサイズ(100g-150g)冷凍

塩コショウで弱火でじっくり焼いてみた。
比較的フライパンにくっつきやすいのかもしれない。
また、身と骨はかなり外れやすく、関節も取れやすい。
形をキレイに残したままひっくり返したい場合は気をつけたほうが良さそうだ。
食感や味は、鶏胸肉や淡白な白身魚に近い。
普通に食べることはできるし、
あまり食べたことのない食材という恐怖心が消えてしまえば普通に美味しい部類だと思う。
ウサギ肉同様、脂身は少なくジューシーという感じはあまり無い。
また、血管が目立つ為、見た目が苦手な人は苦手かもしれない。


業務用 国産牛オッパイ【乳房】 (約1Kg)

生の状態で切った時、かなり強い鉄臭さを感じる。
そのまま塩コショウで焼くと、繊維と柔らかい部分の塊になる。
例えるのが難しいが、穴の大きいスポンジ状の繊維に柔らかい肉を詰め込んだ妙な食感。
乳房といえば脂肪の塊というイメージがあるが、
ただの牛脂の塊とはまったく違う印象を受ける。
「こういうもの」と割り切れば好きな人もいるかも知れない。
水洗いしたからかミルクっぽいチーズっぽい感じはそこまでしなかった。
他の人のレビューを見たいなら、チチカブで調べると良い。


国産牛シビレ(ドモ)【膵臓 】1個(約300g)

異常に柔らかい。
かなりコクがあるというかコッテリしていて、
フォアグラ・アンキモのような感じの食材というべきか。
味は独特のクセがあり苦味がある。多分子供は苦手な味。
かと言って大人だと脂っぽい感じが強いためそれが問題になってくる。
普通に塩コショウで鉄板焼きしたものだと、単品では少量で十分と感じてしまう。
網焼きなどで油をかなり落としてしまうか、
サッパリするものやワインなど、なにか付け合せがあると良さそうだ。
日本人のレシピをみると、やはりレモンなど柑橘系を添えている人が多い。


鴨ハート(心臓)【岩手産】(500g)冷凍

鶏のハツよりわずかに大きい気がする。
鴨肉と鶏肉はだいぶ違うイメージがあるが、
心臓の肉の味は鶏とそんなに差はないようだ。
そのままで焼くと鶏のハツより臭みが強い。
開いてみても特に血溜まりがあるというわけでもないし、
試しに水洗いをしてみてもやはり臭みを感じるので、原因は不明。
問題なく食べればするのだが、鶏のハツなら同じ値段で2~4倍は買えるので、
理由がない限りは鶏のハツでいいかと思う。


国産牛ハツモト【心臓と動脈血管のつなぎ目】(西日本産) 約500g

牛のハツモトというと、コリコリ(タケノコ)のみ提供されることが多いが、
これはかなり見た目が違う。
私に届いたものは、ほぼほぼ心臓の部位でコリコリ(動脈血管)の部分はほぼなかった。
当然だが、味や食感はそのまま、赤い場所はハツ、白くて柔らかい部分は牛脂の味である。
結構な量の脂身だったので、肉は比較的少なめであった。
脂でグラムが増えてしまう都合、結構割高。
ハツを食べたいなら普通にハツ単品を、
血管を食べたいなら血管単品を買ったほうが良いように感じる。
リク絵
インナー旧スクきりたん③

© 2003-2024 p-lux.net, Ryogo.

ページトップへ