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捕縄術修練.3 - 慣用編
『このサイトはどこへ行こうとしているのだろうか?』と、
3回目にして疑問をもつあたり、止めときゃいいのにとは思いますが、
とりあえず、記事はけっこう先まで書いてしまった坦々と上げる事にします。


さて、基礎編から へいぜん と行なっていましたが、縄は折って使っていました。
というより、割とそういうものらしいです。



見栄えとか 負担の分散とか 強度確保とかが狙いでしょうか。

ところで、縄には色々種類がありますが、モノによってはそれほど強度がありません。

例えば、
クレモナ金剛打ロープ4mmの引張破断強度は大よそ30kg
ポリエチレン3つ打ロープ3mmの引張破断強度は大よそ25kg
他にも、ものによっては、水に弱い、腐敗するなどさまざまです。

私なんかは、ただの紐 一本でも引きちぎるだけの腕力は出そうにありませんが、
それでも、筋肉モリモリのマッチョマンが娘の生死をかけて逃げだそうとすれば、
縄一本程度は普通に引きちぎるかもしれません。

常人でも、近場に何かぎざぎざしたものがあればゴリゴリして
強度を下げれば引きちぎれるかもしれません。

あとは、吊るしたり想定以上に加重のかかる場合とかは
強度が足りないと大変な事になります。

さて、強度を確保するなら、予め太い縄を用意すればいいかもですが、
縄は太くなれば当然曲がりにくくなるので縛るのに苦労しそうです。
運動会の綱引きに使うロープとか想像してもらえば分かると思います。
そういった意味でもある程度の太さの物を二重にして使うのではないでしょうか?


また、仮に負担の軽減、要するに1本だけ食い込むのを避けるとかの場合、
2本で扱うと言うのは理にかなっているような気がします。
例えば、本数が多いほうがいいと言う事なら2回折って4本もしくはそれ以上で扱う方がよさそうですが、あまり纏めて扱うと、全てを肌に触れるよう平行に巻くのはちょっと難しそうです。
それなら、大人しく2本を2週させた方が無難に思います。
また、2本ならば、よほど狙ってやらない限りは、肌に1本の縄だけ当たるように縛るのはかなり難しいでしょうし、都合がよいのではないでしょうか。

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