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捕縄術修練一区切り
斯くして、よく分からない捕縄術レポートも10までいったので、とりあえず一区切りとしたいと思います。

変に色々な経験値を取得した気がしましたが、正直、あまり絵には活かされそうに無いです。

ついで言えば、人前で話すような内容でもないし、話のネタにしても実用性が薄く。
人と取っ組み合いになって捕縄する機会があったとしても、かなり有利に働く装備でもなければ
まず間違いなく私が負けますから、そういう用途にも使えません。

でも、それなりに調べると色々分かって楽しかったから、まぁ、トントンかな。


【追記】

……絵には活かされないといいましたが、今からこの前の絵を見ると、
セオリーに反している箇所が何箇所かあるなと気付いたりとか……。
捕縄術修練.10 - 縄尻処理編
縛ると縄尻といって余った部分ができることが多い思います。
評価として、それは見栄えが悪いとすることもあるようで、基本的には何とか処理します。

切ってしまう…… というのも、まぁ、ありかもしれませんが、
そんな事をしていたら縄はどんどん短くなってしまうので、
基本的にはどこかに巻きつけるようです。

もう一周してみたり、縄にぐるぐる巻いてみたりとか。
捕縄術修練.9 - なめし編
麻縄は使うと次第にやわらかくなってくるそうです。

当然、やわらかい方が扱いやすいわけですが、
買ってきたばかりで硬すぎる場合はどうするのかというと、鍋に放り込んで煮るらしいです。

ところが、やはり煮ると柔らかくは なるものの毛羽立ったり油が落ちたりします。
その為、その後毛羽立ちを処理したり、油をしみこませなければなりません。
なお、油は馬油が極めて一般的ですが、他にも使える油は多いようです。
ただ、調理用油などを推奨している文献は当然見たことがありませんので、
そういったものは控え、基本、肌に付けることができるオイルが良いようです。

また、毛羽立ちの処理として、手っ取り早くやりたいなら炙ってしまうという手があるようです。
捕縄術修練.8 - 拘束時間編
このシリーズいつまで続くのだろう……。
――思いのほか覚える事や考察しないといけないことが多くて大変です。

とりあえず、今回は拘束時間について。
やはり自由を奪われるというのは精神的に負担が多いものです。
暴れる人を捕まえて縛り上げたとしても、悠長にしていないで早急にしかるべき場所に引き渡しましょう。

さて、そういうケースは多少拘束時間が長くなっても致し方ないとして、
そういうプレイとかで人を拘束した場合、どれぐらいが目安なのかというお話。
まぁ、相手との相談で決めるのが一番いいでしょうが、色々情報を集めたところ、
長くて1時間、吊り上げたりして更に負担がかかる場合は長くて20分程度らしいです。
とはいえ、縛る側も縛られる側も相当慣れた場合はという話らしいので、
不慣れな場合は、10分の1程度の時間にしておいた方がいいでしょう。
捕縄術修練.7 - 縄寸法編
縄の長さはどれぐらいがいいのかと言う話。

とりあえず、当然ですが長すぎるより短すぎる方が困ります。
長めのを用意するのをオススメしますが、
当然長い物は価格も高く、持ち運びや収納などを考慮すれば、
無意味に長いのは避けたいところです。

参考がてらに、慣用編の二つ折りにする方式で、左右の手首を2巻きして拘束する場合
私の腕で試したところ、大よそ2m必要でした
更に垂直方向へもう一縛りする場合は3m程度です。。
これは、当然縄の太さ、しなやかさ、対象の太さ、結び方などにもよるので、
ギリギリは得策ではありません。

世間的(?)には5m~10mのモノが理想といわれています。
なお、ああいうプレイ的には、複雑な結びをしたいからと言って30mなどのモノをわざわざ用意する必要はなく、大よそ8m前後のモノを何本か使用して完成させるようです。

なお、なめしを行うと、短くなるそうなので、麻縄を買う場合、そこらへんも注意する必要があります。
捕縄術修練.6 - 縄連結編
タイトルが捕縄術修練となっていますが、今回はぶっちゃけあまり関係ありません。
むしろ、もっと実用的なものです。

以前、全然関係ないところで会得した知識なのですがロープの連結技術です。



俗に言うテグス結び。
普通のむすびの間に別の紐を入れ込み縛るというのをお互いにやる事で、
二つの紐を一つに連結できます。

ところで、よく小説などでは、シーツを引き裂いて、
繋げてロープのようにして窓から脱出と言うシーンがありますが、
もしかしたら、この結び方が使えるかもしれません。

また、他の連結方法は、ロープワークや登山で検索すると色々でてきます。

ちなみに、この手法は緊縛術でも使っていいでしょうが、セオリーだとまず使いません。
それじゃあ、足りなくなった場合はどうするのかについては、後日。
捕縄術修練.5 - 縄生成方式編
ロープと言っても、結い方次第で扱いやすさなどに差異があります。

結い方には、3つ打、金剛打、8打、16打などの種類があり、
金剛打は特にでこぼこが少なく、人を縛る際、跡がつきにくいと思われます。

ところで、縄選択編にて、綿ロープは扱いやすいといいましたが、
綿ロープと一言でいいっても、硬く扱いにくいものもあったりします。
もしかしたら、煮なめしでもすれば違うのかもしれませんが、
それなら予め扱いやすいロープを求めた方がいいと思います。



左下の黒いロープは16打。 一番上と真ん中の白いロープは金剛打です。
あとのは、3つ打。

また、おなじ3つ打でも、ほぐれているものとそうでないものでは大きな差が出るので、
一概に、どの結い方が良いとは言えません。
捕縄術修練.4 - 縄選択編
慣用編で言いましたが、縄にも色々と種類があって、
同じ素材の縄でも、太さや生成方法で、しなやかさ・強度なども変化します。

おそらく、絵の資料用としてや、そういったプレイを行うなら
見た目も重要視しないとでしょうが、
犯人を捕まえる時などでは見た目はまずいらないでしょう。
そんな物より、強度や耐久性を重要視しないといけません。
どういう用途に使うかで ものを選ぶのは重要そうです。


まず、何だかそっち系のプレイというか緊縛とか聞くと麻縄という印象があるひとも多いかもです。
強度はそれなりで、細いのから太いのまで色々とある他、
比較的ほどけにくい、人体を傷つけにくいなど、メリットは多いです。
しかし、これには重大な難点があり、何も考えずに選んで使うと相手に負担をかけます。
麻縄と一言でいっても種類が多く、このような用途の場合は、ジュート縄を探す必要があります。
また、ジュート縄であってもそのままだと使い勝手が悪い他、かなり毛羽立っていたりするので、
「なめし」という工程により予め、よい状態にしないとなりません。
さらに、なめるには、馬油などが必要だったり、
煮るなり火を使うなり擦るなりと面倒で、ちょっと縛ってみたいとするにはハードルが高いです。
実をいうと、なめし済みの麻縄も売ってたりしますが、まず一般の店舗では手に入らないので、
そういうお店にいくか、ネットで購入する必要があります。
また、そういったものは価格もそれなりです。

続いて、綿ロープですが、比較的綿ロープは扱いやすいが、伸縮性が麻縄より強く、
麻縄と比べるともろもろ危険といわれています。
ただ、跡がつきにくいと言われているほか、安価、毛羽立ち等もないので、なめしの工程が不要など
そういった理由から、軽いプレイ用としてはこれが推奨される事も多いようです。
人を縛るには「麻縄かこれか」といわれるほどポピュラーな縄らしいです。

次に、金属ワイヤーですが、如何せん曲がりづらく、使うにしても直径1mm以下である必要があります。
強度はダントツですので、上手くやれば拘束目的では最強かもしれません。
しかし、引きちぎれる心配はなくとも、ほどける可能性がありそうです。
最悪、専用の留め具や溶接が必要ですが、そこまでやるなら手錠でいいのではと言う気がします。
また、一本が細いとそこに負担がかかりすぎてしまうので、その辺も注意が必要そうです。

タコ糸はしなやかで扱いやすい印象ですが、
細い物が多いので希望した太さのものを見つけるのが難しいかもしれません。

ゴム・樹脂系のロープおよびホースなどについては、非常に伸縮するので、体を圧迫しやすく危険な印象。
また、ゆるめに結べば引き伸ばして、すっぽ抜く事ができそうです。
イマイチ拘束には むかなそうです。

意表をついてビニール紐も検討してみます。
驚くほど安価。多分使い捨て可能なレベル。
入手しやすく、軽量で持ち運びに向くなど、考えて見ればメリットが多いです。
他、しなやかすぎるのでキツく縛ればほどきにくい――というか、縛った当人すらほどけなくなる可能性も。
しかし、多分近場にゴリゴリできるものがあれば比較的短時間で切れるほどヤワ。
見た目もあれなので、そういったプレイやら、絵の参考資料としても使いにくいです。

最後に、クレモナロープです。
クレモナの商標や材質については調べてもらうとして、比較的安価で、扱いやすい印象です。
特に4.5mmの柔目にゆんだ金剛打はかなり扱いやすいです。
ただし、柔目にゆんだ金剛打は伸縮性が強く、強度はかなり低い上、
滑りは良いので、何も考えず力任せにやると摩擦により相手を傷つける可能性もあります。

ほかにも、マニラ、ポリエチレン、イージーロープなどさまざまなロープがありますが、
全部語っていたら大変な事になるので割愛します。


纏めますと、そういったプレイ用途の場合は、キチンと加工した麻縄。
縄跡が気になるほか、初めて腕を軽く結ぶ程度であるなら、安価で入手しやすい綿ロープの金剛打。
触ってみた感じ、クレモナロープでも問題ないと思います。
(ただし、クレモナロープは比較的新しい縄なので、実歴や文献がほぼない点信用はできません)
なお、私の所有している縄の所為かなめしの仕方が悪いのかは分かりませんが、
麻縄は毛羽立ちの処理をして油を染み込ませても、綿ロープほど肌触りは良くならない気がします。
ソフトに行きたいなら、麻縄は避けた方がいいかもしれません。

拘束用としてなら、なめた麻縄があるならそれでもいいですが、
今から準備するとなると、麻縄系は準備が手間なのであまりオススメしません。
また、先言ったように、麻縄にも種類があるのでいい加減には選べません。
擦って相手を傷つけないように注意しながらやれば、綿ロープやクレモナロープで良いと思います。

まとめてみて分かりましたが、結局、用途違えど人を縛るという意味では
行き着くところは同じのようです。
捕縄術修練.3 - 慣用編
『このサイトはどこへ行こうとしているのだろうか?』と、
3回目にして疑問をもつあたり、止めときゃいいのにとは思いますが、
とりあえず、記事はけっこう先まで書いてしまった坦々と上げる事にします。


さて、基礎編から へいぜん と行なっていましたが、縄は折って使っていました。
というより、割とそういうものらしいです。



見栄えとか 負担の分散とか 強度確保とかが狙いでしょうか。

ところで、縄には色々種類がありますが、モノによってはそれほど強度がありません。

例えば、
クレモナ金剛打ロープ4mmの引張破断強度は大よそ30kg
ポリエチレン3つ打ロープ3mmの引張破断強度は大よそ25kg
他にも、ものによっては、水に弱い、腐敗するなどさまざまです。

私なんかは、ただの紐 一本でも引きちぎるだけの腕力は出そうにありませんが、
それでも、筋肉モリモリのマッチョマンが娘の生死をかけて逃げだそうとすれば、
縄一本程度は普通に引きちぎるかもしれません。

常人でも、近場に何かぎざぎざしたものがあればゴリゴリして
強度を下げれば引きちぎれるかもしれません。

あとは、吊るしたり想定以上に加重のかかる場合とかは
強度が足りないと大変な事になります。

さて、強度を確保するなら、予め太い縄を用意すればいいかもですが、
縄は太くなれば当然曲がりにくくなるので縛るのに苦労しそうです。
運動会の綱引きに使うロープとか想像してもらえば分かると思います。
そういった意味でもある程度の太さの物を二重にして使うのではないでしょうか?


また、仮に負担の軽減、要するに1本だけ食い込むのを避けるとかの場合、
2本で扱うと言うのは理にかなっているような気がします。
例えば、本数が多いほうがいいと言う事なら2回折って4本もしくはそれ以上で扱う方がよさそうですが、あまり纏めて扱うと、全てを肌に触れるよう平行に巻くのはちょっと難しそうです。
それなら、大人しく2本を2週させた方が無難に思います。
また、2本ならば、よほど狙ってやらない限りは、肌に1本の縄だけ当たるように縛るのはかなり難しいでしょうし、都合がよいのではないでしょうか。
捕縄術修練.2 - 実用編
実用編と書いてありますが、本当に実用的かどうかは分かりません。
それでも、拘束術は(そういうプレイでもしない限り、)
本気で相手の自由を奪う事にありますので、
大よそ、両腕を縛って行動不能にするか、足を縛って移動不能にするかでしょう。
(まぁ、実際は足だけ縛っても手が使えてしまえばほどけてしまうので、
 足を縛るなら手も縛る事になるでしょうが)

基礎編が出来ていれば、右腕と左腕を一本ずつ縛っても何とかなりそうですが、
面倒なので、二本の腕をいっしょに縛ってしまいたいと思います。

とは言っても、やることは一本が二本になった程度で、やること自体は大差ありません。
ただ、手首を一緒に結ぶと言う点でやはり一本より難しく、
ゆるくやりすぎる、もしくは結ぶ際の手首の向きなどによっては取れてしまいそうです。
不安なようなら、最後に腕の間を垂直方向に入れて縛るといいかもしれません。


試しに、腕を回して1回結んで、更に垂直方向に回して2回結んでみた図。
ここまでやれば解ける可能性は減りますが、ちょっとみっともない感じです。
見栄えを重視するなら、縄の太さや結ぶ位置、縄尻のもって行く方向などを気をつける必要がありそうです。

ちなみに、実際に自分の腕でも縛って見ましたが、上記のほど結び回数を増やさなくても意外とほどけなそうです。
※自縛はあまり本気でやると自力でほどけなくなりそうなので、程ほどに


ところで、基礎編でも似たようなことを言いましたが、
何も知らずに人を縛ると言うのはなかなかに危険な行為です。
特に長い時間拘束しようとするならば、キチンと血の巡り等を確保してあげないといけません。

そういった意味でも、仮に私が腕を縄で縛られる状況があろうものなら、ドキドキものです。
いえ、楽しみというのではなくて、相手が素人さんだと腕が腐って使い物にならなくなるのじゃないかと言う意味で。
少なくとも、人質とかをとるつもりの犯人さんとかには、基礎ぐらいは勉強してからやってほしいものです。


余談も余談ですが、そういうプレイではなくこれから近い未来、捕まる予定の人(?)は、縄抜け術も覚えておくといいかもです。
縄抜けと言ってもあれですが、腕を結ばれる時にちょっと工夫するだけほどけやすくするとか簡単な技術もあったりするそうです。
とはいえ、今のご時世だと、普通に手錠とか使われそうですから、そうなれば縄抜け術は通用しなさそうですが...
捕縄術修練.1 - 基礎編
最近、なんとなく、捕縄術について勉強しているので
そのレポート的な物を載せていこうと思います。

やってみるとわかるのですが、基本的な腕の拘束でもいきなりやろうとすると結構難しいようです。

人体には血管が走っていたりするので、ヘタに縛ると最悪拘束者の人体に影響を及ぼしたり、
逆に軽くやろうとすると、当人でほどけてしまうので意味が無かったりします。
他にも、摩擦により肌を傷つけてしまうなど、雑誌を捨てるノリで縛るわけにはいかない事が分かります。

さて、とりあえず、ほどけない方より、人体に影響を与えない方を基本として考えていきたいと思います。
まず、拘束の基本として、考え付くのは、普通にグルグル巻いて、縛る。



まぁ、こんな感じでしょうか。

ただ、これは危険だと思われます。



分かりやすいように間をあけて縛りますが、この構造ですと矢印側に力が加わった時、
腕にある一巻きが手首を圧迫し、これが長時間続けば
最悪血が通わず人体の一部が使い物にならなくなるかもしれません。



と言うわけで、輪を作る感じでやっていきたいと思います。
同じく、分かりやすいように間を空けますが、大よそこんな感じ。
これなら、どの方向に力が入っても、しまる事はありません。

とりあえず、基本はこんな感じです。
スネークキューブの答え
【今は無きあの星 -> 記述:スネークキューブ(2009年11月19日)】

どうもスネークキューブの答えを求めて上記記事にくる人が多いので、
需要に応えたいと思います。

とはいえ、私の解いたスネークキューブは一昔前に流行った、
三角形がたくさんつながっている物ではなく、正方形が27個つながっているものです。

さて、このスネークキューブですが、
あるライターさんが持っていたものを少しお借りしただけなので、
今現在、私は所有していません。
どういう配列だったかも覚えていないので困っていたのですが、
ネットを調べて見たところ、展開図の写真を見つけました。


このような感じのようです。

こうやって見ると結構簡単そうです。
コツは3x3x3に収めることを第一に考えて、3個続きのモノの並びに注目することでしょうか。

例えば、右側は3個並んでいる物が4つ連続しています。
その時点である程度のことが分かっています。
というより、3個並びが4連続で、尚且つ3x3x3に収めることができるパターンは
3通り程度しかありません。

次に2個続きが3連続と、3個が2連続ですが、
3x3x3の角から、2個続きが3連続だと、完全に中心か、辺の位置に到達します。
しかし、中心に到達してしまうと次の3つ続きがどう考えてはみ出します。
その為、3つ続きが通用する辺にもって行きますが、
その時、辺から3つ移動すると必ず辺へ到達する上、次の移動場所が限られます。
おかげさまで更にパターンが絞られます。
このパターンと先ほどのパターンが合致するのは恐らく2通りぐらいでしょうか。



とりあえず、それこれ考えながら書いてみると、こんな感じの回答が導き出されました。

とはいえ、あくまで頭の中でシミュレートして導き出した結果なので、
もしかしたら間違っているかもしれません。

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